こんばんは
夏兎ロゼと申します
今回はDJを初めて半年以上経っての思ったことを書きたいと思います
なんだかんだいろんなオーガナイザーの方々にDJの出演のお誘いを受け毎月一回はイベントに出ることができております
本当にありがとうございますCDJやレコード、コントロールバイナリーでのプレイ、他にはバックDJもやらせてもらったりと本当に毎月いろいろな現場でプレイさせてもらっています
最初の頃は「あ~この人はこういうプレイをするんだな~」ぐらいにしか感じていなかったプレイも、イベントに出ていくうちに「こういうプレイをするとこういうところが引き立つようになってるんだ!」というようなDJの方々の狙いやどういうところを大事にしているかなどがなんとなくわかるようになっていきました
先日行われたSound Museum VISIONでのパーティーではDJ YUKIJIRUSHIさんやMASTER KEYさんが出演されており食いつくようにDJプレイを見ていました
YUKIJIRUSHIさんのプレイは常に踊らせることが目的のようなプレイだった印象です
一番驚いたのはVerse→Verseへとスクラッチカットインで入れたプレイです
上記の方法で繋いでも違和感なくダンサーが踊り続けられるまさに私が目指しているプレイでした
更にはフェーダーを片方に切ってベイビースクラッチを一小節分やって繋ぐプレイの仕方も本当に驚きました
エフェクト類を一切使わなくともこれだけ曲のつなぎ方やプレイの仕方に幅があるんだということを知ることができたのでとても良かったです
マイクパフォーマンスもすごく、常にフロアにいたくなるようなMCでとても楽しかったです
様々なDJのミックスの仕方などを見てそれを取り入れ、今は自分なりのスタイルを模索しているような感じです
そしてそんな感じでDJをしている中で思ったことがあったので今回この記事を書きました
表題にもある通り「Headphoneは現実から目を背けるためにあるわけじゃない」ということです
DJを初めて1回目と4回目ぐらいの現場ではEDMがよく流れる現場でDJをしました
オーガナイザーの方にはオールミックスイベントなので日本語ラップでも何でもやっていいという風に言われていたのでHIPHOPでプレイしていたのですが、フロアには偉そうにポケットに手突っ込んで睨んでくるDJだけで他に人がいませんでした
フロアを見れるようにというのはDJを始める前からよく聞いていたので最初からフロアの感じを見るようにはしていたのですが、目の前にはそんな威圧するようなDJ以外いないのを見てしまうと思わず目をそむけたくなっていました
その時の自分は目を背けるかのようにヘッドホンから流れる音に逃げていました
そういうふうにしていると縦フェーダーを上げ忘れていたり、LOWを切ったまま次の曲にしてしまったりと細かいところをミスっていました
そういうミスを繰り返して来て気付いたことですが、フロアに人が減ったときこそヘッドホンを外し一度落ち着いてフロアを見渡すことが大事だなと感じました
12月の最後に出演したイベントではオープンDJをやっていたのですが、RnBからかけていたら結構人が集まってきたでのHIPHOPにシフトしていき日本語ラップをかけました
そうすると割と人が減っていったので心折れそうになりつつもどういう人が残ったのかを確認しつつ、曲をかけていきました
交代の時間が近づく前にはRnBに戻すと少しですが人が戻ってきてお酒を飲んでノッている様子でした
おそらくですが、以前のようにフロアから目をそむけ自分のプレイだけに集中していたらフロアに人はほとんどいない状態で次のDJに交代することになっていたのではないかと思います