私を迷わせないでくれた曲の話し

こんばんは

夏兎ロゼと申します

 

今回は、10月24日(日)に出たイベント、ナイフレについての話しを書きたいと思います。

※今回は画像なし、文字だけです

本当はタイトルにナイフレという単語を入れればみんな見てくれることはわかっているのですが、閲覧を伸ばす行為をせずに見てもらいたいという願望があるのでタイトルに書きませんでした。

 

まずはナイフレにご来場いただいた方々、ありがとうございました

初めての出演でしたが、みんなの楽しい姿を見た時は自分も楽しくプレイできて本当に出演できてよかったです

声掛けしてくださったミルクティーさん、仲良くしてくださるm1nazuk1さんやかさまねさん、B-STOPさんにダテメギリさんに土竜さん、DJを教えてくれたtokiさん、全ての人に感謝してもしきれません

一緒にイベントをやりきったEdge君やリスナー時代から仲良くしてくれてバーカウンターにいたしゃけ氏も本当にお疲れ様でした

 

大体イベントに出演するときは2日前ぐらいにまあこれだけ用意しとけばいいだろっていうフォルダを作り、当日は雰囲気を見てその中から曲をかけるというようにしています

しかし、今回は自分が遊びに行っていたイベントへの出演ということもあり入念に準備していこうと思い二週間ぐらい前から準備をしていました

考えれば考えるほどあれもやりたいこれもやりたい、これやったら受けかな、、、などと考えてしまっており、本当に前日までかなり悩んでいました。

しかし、あることがきっかけで私は迷わなくなりました

 

これはinstagramのストーリーにだけ書いたことなのですが、前日も仕事がありこれは帰っているときのことでした

電車の中でつり革に掴まっていたのですが、私の前に座っている人が立ち上がり電車を降りました。

ところが、降りる直前で定期入れのようなものを車内に落としていったのです

いろいろな考えが巡り、もしかしたら見間違えで彼女のものではないのかもとか、他の人が持っていくだろう、だとか考えていたつもりでした

考えていたつもりだったのに、気づけば私はその落とし物を拾って降車し、その方を追いかけ「落としましたよ」と声をかけていました

 

「あ!ありがとうございます!」と彼女は笑ってお礼をいってくれ、私はすぐに電車に戻りました

普通の出来事なのですが、咄嗟にその行動に移せた自分に驚いたのです

 

ここ最近はお金もないので仕事以外での人との関わりをほとんど断ってしまっており、どんどん人に対して無関心にそして冷たくなっていると自覚しています

高校時代の話しですが、私の目の前でロッカーからものを落とした人がいたのですが拾わずに素通りしようとしました

すると後ろから「拾ってやれよ!」という声が聞こえたと思ったら友達が駆けつけてその方の物を拾っていました

高校時代も基本的に人との関わりがなかったので、血の通っているとは思えないぐらい冷血人間でした

 

電車での出来事があった直後、イヤホンからある一曲が流れたのです

それはそのアーティストの中で私が一番好きな曲で、こんなドラマチックな事ある?と思いました

ナイフレでは絶対この曲を流そうと思ったこと、そして迷うのはやめていつもどおり自分が好きな音楽、自分のDJ活動の半年間全てをかけようと思ったのです

 

HIPHOP論の話しみたいなものですが、ある方が「音楽で人を救ったときその人はHIPHOPということを言っている人がいました

私の持論では自分を救うのは自分であり、陥れるのも自分というように考えていたのですが、今回ばかりは私を救ってくれたのはそのアーティストで、この人はHIPHOPだと感じました

ここまで書いてその方の曲を紹介しないのはありえないので紹介します

CharlesさんのAlbum「Go」より、「LIFE」です

当日は出番まで緊張していましたが、不思議とDJブース前に立った瞬間緊張はすーっとなくなりました

 

太陽が街をガイド、夜になれば光るライト -LIFEより

 

間違いなく、この日の私にとっての太陽はこの曲の存在でした

 

少年インザフッドという漫画を読んだ時に、曲を広めるのもDJの役目であることが書いてありました(ちょっとうろ覚え←)

私は、私の好きな人の好きな曲を広める為、そしてそれが流れてる空間であらゆる楽しみ方をしてくれるお客さんの為にこれからも精進していきたいと思います

あわよくば、いつかこのことを直接伝えれる日が来ればなとも思います

 

かなり長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました

またいつの日かお会いしましょう